周 「夏希、丸聞こえ。」


そして、こいつは瀬戸周大(せとしゅうた)。


私の幼馴染みで、家も住宅街の中の二軒はさんだその先にあって、ご近所さん。


夏「盗み聞きされたわ。」



周「声がでけーんだよ。それに、俺らはそーいうんじゃないから。」



いつものセリフ。そう、私達はただの幼馴染みでそれ以上も以下もない。



優「こんなやつが彼氏とか絶対やだし」




周「はあ?俺だってありえねーよ。」





この時は、そう思ってた。