この100/100の距離を縮めるのではなく、
突き放すの。

突き放さなきゃ意味はない。

時間がない。本当に。

あいつのことを好きになってしまったら・・・
いや、ないない!

「・・・蒼さーん?この問題、といてみて〜」
この担任うざいな。

ここの地区では最難関大学の入試問題を少しアレンジした感じか。

スラスラ

「・・・せっ正解。すごいわね。蒼さん。何かしてたの?」

「・・・いえ、仕事で忙しかったので全て独学です。」

「さすがは蒼!」

「あなた本当誰なんですか(笑)鬱陶しいですよ?」

「・・・俺のこと覚えてないのか?」
「というか、マジで誰ですか?(笑)」

ごめんなさい。