「...仕方ないじゃん。
言えるわけないじゃない!
理乃は私が秘密って言ったこと
全部言ってるじゃない!
そんなの言えるわけないよ!!」

ハッ

いってしまった。
「最低。西野さん、理乃のこと
友達なんて思ってないじゃない。
ねー?理乃?」

「ほんと、私のことなんだと思ってんの?
秘密全部言ってるとか
何様のつもりだよ。あんたの情報なんて
だーれも聞かないっての!笑笑
あんた顔はいいから一緒にいて
戸田君に振り向いてもらおうとおもってたけど
ほんと役に立たないやつ。」

そんな...理乃...

「私はあんたなんて友達とか思ったこと
一度もないから!」
友達じゃなかった...。
ひどいよ...
でも、私が言えることじゃない。
理乃になにも言ってないから
理乃が傷つくことをしたのは
私も一緒だ。

「もう一生私に話かけないで!」

そう言って友達だと思っていた子は
私の前から消えていった。