上野 壱彦(うえの かずひこ) 高校1年生
8月15日生まれのA型。
特技という特技はないどこにでもいる平凡な高校生

俺の友達は、と言いたいところだけどこの流れは飽きたと思うのでカット

けど、俺にとって3人とも友達として大事だし特に唯は俺のたった1人の妹で大事な存在だ






ある日の昼休みのこと優と売店で昼飯買った帰り学校の外で泣いてる唯とそれを宥めてる影也の姿を見つけた

何かあったのかは確かだがこれは影也に任せた方がいいのかなっと俺は思う

影也は口は悪いしボンボンだから庶民的な考えはわからないがすげぇ優しくていいやつだから唯を傷つけることは無い

それに長い付き合いだしね

ただ気になったのは隣で優が悲しそうな顔をしていた事
その理由は予想はついてるが言わないことにしよう




俺と唯と影也は小学校からの付き合いで
小学校のとき転校してきた影也と仲良くなってから今までずっと一緒に過ごしてきた

でも俺らは金持ちの仮面夫婦の中で育ってきた影也に対して深いことを聞いたこともないし辛いかどうかも聞かない

あまり家に帰りたがらない彼を咎めたりもしなかった

そして俺ら双子も小学校のときに親に捨てられ行き場を失った時に影也が住む場所生活費そして学費までもを負担してくれた

今もそうだ俺は申し訳なくてバイトをしてすこしずつだがもらうお金を減らしてもらっている

何より影也が毛嫌っている親に頭を下げてまで俺達を救ってくれた
だから俺達は影也は恩人であり親友であった

そんなこんなで中学も無事卒業して
エリートこうでもある桜ヶ丘第二高等学校に好成績で入学式し学費をすこしでも減らそうと頑張っている

これ以上影也に迷惑をかけれないから

けどまぁいつも3人でいてこれが続くと思っていた

でも優が現れて3人の中が崩れるかと思ったけど優もなんだかんだ俺らに距離を置いて接していて崩れることは今のところなさそうだ


多分

このまま平穏に卒業できたらいいのにな