俺は久田 優(ひさた ゆう)高校1年生3月20日生まれのO型
特技はバスケってところかな
桜ヶ丘第二高等学校に入学して早1ヶ月弱新しい友達も出来て充実してる、、つもりではある。
友達は
エリートおぼっちゃまの空竜寺 影也
冷静沈着無表情(なのになぜかモテる)上野 壱彦
家事全般得意な天然女子 壱彦の双子の妹でもある上野 唯

この3人ではあるのだが、、

「ねぇ!影也くん昨日ヤク〇ト買ってくれるって言ってたでしょ!買ってよ!」
教室で怒鳴る上野さんの声が聞こえた
「はぁ?お前あんなの嘘に決まってんだろ!お前頭弱いくせにそんなことは覚えてんのな!」
影也も負けずに返す
「影也くんの嘘つき!!バーカ!バーカ!天才!バーカ!」
上野さんは顔を真っ赤にしながら怒鳴った
「唯、それ矛盾してるぞ」
壱彦が冷静に指摘していた
「あのぉ〜静かに飯食えないの?」
俺が恐る恐る入ってくと
「「優(くん)うるさい!!」」
影也と上野さんに怒鳴られてしまった(´・ω・`)
壱彦に哀れみな顔を向けられながら肩を叩かれた、、

こんな感じに上野さんと影也が喧嘩し俺と壱彦がそれをなだめるそんな日常が続いていた。


5月の日曜日
前に学校の放課後に上野さんと約束した4人でお出かけする日

のはずが上野さんと2人でお買い物することになった。

「ねね、優くんってなんで私だけ苗字呼びなの?」
上野さんが買い物中聞いてきた
「え?あーなんか女の子って名前で呼ぶの恥ずかしいっていうかなれないって言うか(笑)」
「ええー!もしかして優くんって女の子とあんま話したことないの?」
上野さんは俺の言葉に驚いた様子だった

そう、俺は今まで女の子と付き合ったこともなければ女の子と仲良く話したこともない男とばかりバカやってきた
だからこんな風に女の子と買い物なんてしたことないのだか。。。
なんか悲しくなってきたからこの辺でやめさせてください。はい。(´;ω;`)

「まぁね(笑)でも上野さんとは話しやすいよ!」
と、両手を握りしめながら言った
「なんかこう、馴染みやすいっていうか話しやすいっていうかそんな意識しないっていうか?うん。」
「そ、そうなんだぁ、、」
あれ?俺が必死にフォローとして言った言葉でなんか上野さん落ち込んじゃった気がする、、
ダメな事言っちゃったかな?
「あ、ねぇ優くん!なんなら私のこと唯って呼んでいいんだよ?」
上野さんがそうにこやかには言った
「え、いいの?」
「うん!もちろん!」
俺の問いに上野さんは笑顔でOKしてくれた
「じ、じゃ唯ちゃんって呼ばせてもらってもいいかな?」
俺は恐る恐る聞いてみたのだが彼女はとても嬉しそうに
「もちろんだよ!ありがとう!」
と、答えてくれた
その笑顔がとても可愛いなと思った



ん?なんか今俺臭い事言った気がする
可愛いなと思った?
いやいやいやいや(笑)
女の子と話したことないからってそんな(笑)
いやいやいやいやいやいや(笑)


そうだ
これは浮かれてるだけだ
そうだそうだ