『...奈々さ』 『ひっ...』 『これからは俺がいるんだから』 『うん』 『忘れられないかも知れないけど、俺は奈々を悲しませたりしないから』 『うんっ、』 あたしは高校生活で2回もの幸せを感じることが出来た。 ふたつ目の幸せは、ゆっくりで穏やかで 綺麗な恋だった。