休み時間────。
いつものように、私、みっちゃん、ハル、清水くん、浅倉くん、時田くんで集まっていた。
だけど今日は・・・。
「神谷友梨恵でぇす!よろしくねっ♪」
神谷さんもいる。
しかも私とハルの間に入ってる。
まるで、私とハルを引き離そうとしているかのように。
「今日から私もこの中に入ってもいいかなぁ?」
ハルを上目遣いで見る神谷さん。
・・・かわいいなぁ。
私とは大違い。
「入れるとか入れないとか・・・そんなんじゃないよ。俺らは自然に仲がいいだけ。無理して一緒にいるんじゃないから。」
ハルは、神谷さんにはっきりとそう言った。
その言葉に、私は安心した。
ハルは、いつも嬉しい言葉を言ってくれるね。