「お、おお俺だって・・・夏美が目の前にいるとドキドキする・・・よ」


ハルのその言葉のかわいい顔に、キュンっと胸を鳴らせた。


・・・それ、心臓に悪いよ。


さらに私の心臓のスピードが速くなっちゃった。


ハルは、私のすぐ目の前に来た。


「寝とけよ。」


「・・・眠れないの。」


「そっか」


そんな会話をすると、ハルがいきなり面白い話をしだした。


内容は意味不明で全く理解しようのない話だったけど。


「アハハッ」


これは多分、私が退屈しないように・・・だね。