──♪──♪──♪──


突然、私の携帯が鳴った。


立ち上がろうとした時・・・


「キャッ」


自分の足につまづいてしまった。


「夏美!」


・・・っ。


あれ?痛くない?


気が付くと、目の前にはハルの顔。


────ドキンッ


「夏美・・・」


「ハル・・・」


ドキドキする。


今、間近にハルの顔がある。


私たちは、携帯が鳴ったことを忘れ、どちらからともなく唇を重ねた。