そして、迎えた日曜日。
私とみっちゃんとハルと時田くんは、清水くんの家で準備をしていた。
浅倉くんを遊びに誘うのはもちろん清水くん。
清水くんの家なのに、清水くん以外の人が誘うのはおかしい。
「ゆっくりかき混ぜてね」
私とみっちゃんはケーキをはじめとした料理を作って、男の子たちは家に飾りをつけている。
清水くんの両親は、今日はたまたま夜遅くに帰ってくるそうだから、「そのへんは大丈夫!」って言ってた。
「あ!みんな!悠太郎たちもうすぐ来るって!!」
メールが届いたのか、携帯を開きながらみんなに言ったみっちゃん。
急がなきゃ。
あとは作った料理を机にセッティングするだけ。