次の日のお昼休み。


私たちは、ご飯を食べるために、屋上に向かった。



「で、昨日どうだったの?」


みっちゃんが早速昨日のデートのことについて触れてきた。


「どうって言われても・・・」


「チューはした?」


変態な清水くんが私に向かって聞いてきた。


顔が近いよ。清水くん。


しかもチューなんて・・・。


私の顔がボンッと赤くなったのがわかった。


「え!したんだ!?」


「し、してないよ!!」


私と同じくらい顔が赤いハルが、清水くんに言った。


私は、ずっと閉じていたお弁当の蓋を開け、「いただきます」と言って食べ始めた。


私につられ、みんなも次々と食べ始める。