それから、すぐに和服に着替えて


先代の元へといく。先代の自室の前で


´´失礼します´´と言って自室に入る。


先代は´´前に座れ´´と言って私を自分の


前に誘導する。そして、私が座ったのを


見て自分も座る。自室は純和風の1室で


畳10畳分の広さだ。


先「此度のこと大儀であった。」


私「はい。身にしみるお言葉でございます」


私達が話し出すと先代の末席に控えていた


梅さんが黙って部屋を出ていく。


実は私はまだ梅さんの信用を得ていない。