尋「それに、俺達とずっと共にいることが
できる。さっきから何回も言っていて
聞き飽きてるだろうが、お前は特殊科
だ。さっき俺達は自己紹介の時に
それぞれの家柄を話しただろう?
お前にとってその家のいずれトップに
たつ者達のプライベートを見れるのは
悪いはなしではないと思うが?」



なるほど...なんか理系っぽい姿している


だけのことはあるわ...つまり、尋が


言いたいのは...私は特殊科だから


´´特別な家に住んでる人´´になる。


こいつらも´´特殊な家に住んでる´´


しかも、こいつらは社長の息子と


院長の息子と極道の息子達だ...。


その私生活を観察できるのは緋剱家に


とって悪いことではない...。その家の


情報を手に入れられるのだから...。


私がブツブツいいながら考えこんでると


プープーとメールを知らせる通知音が


私の携帯から鳴ったのだった。