綺「あなたの家柄がどういうものなのか知らない
けれどでも...確かあなた、椎名様と同じ
’’特殊科’’の方なのよね...だったら
家柄は問題ないと思うわ...でもね、例え
あなたがどんな家柄であってもあなたは
椎名様にふさわしくないのよ。私に勝てる
家柄なんて...この世にたった五家
しかないのだからね...!!!!」


フンッといいながら天宝寺綺羅々は


去っていった。その後に慌てて取り巻きの


奴らがついていった。こうして私は


やっと開放されたのだった。