「花ちゃんバイバーイっ!」




「優ちゃんまたね!」



私はいつもの通り高校に入学して仲良くなった優ちゃんとバイバイをした。







そのまま帰ろうと下駄箱についた時






「いた、いた!花!翔が足を捻ってすぐ来てくれ!」




帰ってお菓子作るつもりだったのに...






でもしょうがないよね...いつものことだから。






私は呼びに来た拓磨と一緒に体育館に行った。



体育館では翔が端の方に座っていた。

「忙しいのに悪いな。」



「うんん。全然!」


捻った足に湿布を貼りテーピングで固定した。




「花が保健委員で助かったよ!ありがとう!」


「病院ちゃんと行ってね。」




私はじゃあねと言って立ち上がりまた下駄箱に向かった。