「野々、大丈夫だから」
「めいちゃん…。…めいちゃんがいじめられてる時本当は峰吉君助けようとしていたの。私は事情を知ってるから協力してって言われて…でもみんなに止められたの。」
「…うん」
「1時期いじめがひどくなったことあった…よね？」
「…あーあったね」
「ごめんね…あれ、峰吉君と私で木之原さんにやめてって言ったの。みんなの忠告も聞かずに…それから2人で裏で動いていたんだけど…ごめんなさい…何も出来なくて…しかも状況を悪化させてしまって…」
「めーちゃん？！」
あ、どうしよう…涙が…止まんない。だって…野々と峰吉君は私を助けようとしてくれてたって…。誰も助けてはくれない。そう思ってたのに…
「うれしくて…」
助けられていたんだね…。
「ありがとう…」
「めいちゃん…」
