私達はお腹いっぱいになった。
お父さんは外に出て、お母さんが会計をしている。
響くんと私は、お母さんの後ろで立っていた………私より30センチ近くも背の高い響くんを、私は見上げる。
うん、いつ見てもカッコイいんだから~
?うん?うん?うん?
響くんの口元に何か青い物が付いていた!
ネギ?ネギが付いてんじゃん!
「響くん、じっとしてね」
って私は、人差し指と親指で、そのネギをそっと取ってあげた。
それから……そのネギ……私は自分の口に入れた!
響くんはびっくりして、一瞬にして目がビー玉みたいになった。
もう……いつキスしたっていいんだよ……
ってサイン………
響くん、わかってくれてるかな?