第一試合のあと控え室に戻ってきた萌を俺たちは笑顔で迎えた。
お疲れ様と口々に言った俺らに対して萌はいつも通りの笑顔で、ありがとうと言った
そして次は俺の試合。
対戦相手は知らないけどとりあえず頑張るだけだ。
そう意気込みながら試合場に足を運ぶ。
仲間からの頑張れよとの応援を胸に抱きながら、、、。
「では、第3試合を行います。
リーラス魔法学園1-S序列4位佐和十夜vs.サクラ魔法学園1-S序列4位望月斗(モチヅキ ハルカ)」
「両者構え……試合開始‼︎」
審判の声の後、ほぼ同時に魔法を放った
「vuoto・tempesta」
ヴォート・テンペスタ
真空の嵐という意味
風属性の上級魔法
「炎烈斬-ファイアグランデスタ-」
火属性の上級魔法
お互いスピードは同等、となると魔力量で決まる。