ーーーーーーーーーーーー翌日
「では今から四校による魔校戦を行います!!
第二体育館でサクラ魔法学園vs.リーラス魔法学園の予選を行います。
第三体育館でガネット魔法学園vs.ライゼル魔法学園の予選を行います。そして勝ち残った学園の序列1位同士で決勝戦を行います。決勝戦の場はこの第一体育館で行います」
「皆さん自分の出せる力、全てを出し切り最高の魔校戦にしましょう!!!!
では、魔校戦を開始します‼︎‼︎
観客の皆様は第二、第三お好きな方へ移動して下さい。
10分後、第一試合を行います!出場選手は準備をお願いします。」
魔校戦の開会儀式が行われた。
引き分けになった場合はどーするつもりなんだろうと不意にそんな考えが頭を過ぎった、
ちらりとサクラの1位の奴を見たけど僕が思ってた以上に強者みたいで、楽しみの反面驚きもある。
結局は僕が勝っちゃうわけだけど、どこまでやってくるから・・・ま、楽しみ。
「お前のこんな楽しそうな顔は中々見れないな?」
ふ、と笑いながら小声で喋ったアルム。
誰かに聞かれると面倒だしね、
「そうだね。」
心を見透かされて棒読みで素っ気なく返した。
「まぁ頑張れ。我も応援する」
「使い魔勝負になったら迷わず君を出すからね!!」
それを強調して、僕は控え室に足を運んだ。