「聖奈、洸おはよう。」

「はよ〜。」

「おはよう、叶斗!」

教室には叶斗がもういて、昨日の事があ

ってから、話せないかもとか思ってた

けど挨拶出来てよかった。



「叶斗、いくぞ。」


「はっ...って、引っ張るな!」


反抗虚しく、叶斗は黒瀬に連れて行かれた。

ってか、どこにいったのよ!


「聖奈ちゃんおはよう〜」

「あ、志乃ちゃん!おはよう」


天使志乃ちゃん降臨!

朝から幸せダァ〜


もう、二人のことはどうでもいいや。

「聖奈ちゃん、モテ期到来だね!

朝から二人と仲良くして羨ましいよ〜」


「いやいや、仲良くはしてないから...」


またまた〜と言いながら肘で突かれた。

志乃ちゃん、朝から元気だなぁ。



「それより、二人共どこにいったの?」

「それがさぁ...私も知らないんだよねぇ

いきなり出てったし...」



そうなの?って志乃ちゃん。

その顔と声のトーンかわゆす!



「それより、ホームルーム始まるから

席に戻るね〜」


そこで会話を終了させ、私たちは席に着いた。







ガラガラと、戸が開いたけど先生だった



「それじゃぁ出席とるぞ〜」


そのまま、出席確認になった



「黒瀬と佐野はいないのか?」


ほんと、どこいったんだか...

両隣いないと寂しいからね?



「藍原、何か知らないかー?」


「わ、私ですか!?

さっきまで教室に居たんですけど...

二人共どっかに行ったみたいで

戻ってきてません。」


もう...間の席の私が犠牲になるんだから



「そうか...とりあえず進めるぞ。」



ふぅ。


ホームルームが終わって予鈴がなった。



相変わらず二人は戻ってこない。


「探してみようかな...」


私は教室をでた。