小学校の頃、私といつも一緒に遊んでくれた、一人の女の子がいた。



その子の名前は、木山真実(キヤマ マミ)ちゃん。
 


親友と呼べるくらいに仲良くて。



楽しいことも。


苦しいことも、辛いことも、いつだって二人で乗り越えてきた。



「ねえ、まこちゃん。私たち、これからもずっと親友だよね?」




「もちろん!私たちはずっと親友だよ!」



「嬉しい。まこちゃん大好き」



「私も、真実のこと大好き」


私たちは友情の証として、指切りをした。