星田くん、私こそありがとう。



私は一人じゃないって教えてくれたのはあなた。




素直になることは恥ずかしいことではないことを、教えてくれたのもあなた。



星田くんはいつの間にか、私にとって大切な存在になっていた。






本当にありがとう。



私も星田くんのことが好きです。



私は心の中で、何度もそう呟いてた。











―――そして、翌日。




私は早速絵里に報告をした。