「嬉しい・・・・」



「桜木さん・・・」



「ありがとう。私のことを好きになってくれて」



「それじゃあ、僕の告白の返事は・・・・!」






もちろん。




「はい」




「や・・・やったあ!ありがとうございます!」


彼が私の手を取ってぶんぶんと振り回している。




そんなに私と付き合えることが嬉しいんだね。




喜んでくれるんだね?





でもね。




私もいつからか星田くんのことを、恋愛対象で見ていたのかも知れない。




あなたを見てドキドキしはじめていた頃から・・・。