「もう桜木さんは自分の心にけじめをつけた。後は真実さんの問題です。これだけ謝っても許せない方なら、桜木さんの親友失格です。もう桜木さんの方からもう友達じゃないって思い切ってしまえば、楽じゃないですか?」




「うん・・・」




そうなのかな?



真実とも和解したい気持ちはある。



でも、星田くんの言ってることも分かる。




今はどちらが正しいかなんて分からない。



どっちも正しいかもしれないし。


どっちも間違ってるかもしれない。



でも・・・。


これ以上のことは・・・時間が解決してくれるのだろうか?



とりあえず、きちんと心から真実に謝れて良かった。




その胸のつかえは、確実に取れた気がした。