でも次の瞬間。


真実の口から、衝撃の事実を知る。




「あの時、いじめから助けてくれたから仲良くしただけよ。あんたのこと今まで親友だって思ったことなんてない。全部演技よ」



「どうして……?嘘だよね?冗談で言ってるんでしょう……?」




「冗談?はは……。冗談でこんなこと言えるわけないでしょ?何が親友よ……。そんなモノで私を縛らないでよ。うっとうしいんだよね」



ゾクッ……。



真実が私のことを、すごい目つきで睨む。



まるで人が変わったかのように……。


今までのか弱い真実じゃない、全くの別人……。