「なんで星田くんがここにいるの!?」




「いや・・・。偶然通りかかったら、桜木さんがあの三人組に追われるのを見てて、思わず・・・」



「そうなんだ・・・。まあ助かったけど。ありがとう」



「いえ・・。どころで、何かあったんですか?」



「星田くんには関係ないでしょ?助けてもらったのは感謝するけど、あまり私に関わらないで!」



「・・・すみません」

星田くんは下を向いて、いつもの地味オーラを出す。





あーなんで彼を見ると、こんなにイライラするのよ!



私は我慢できなくなって。



ついに私がいつも思ってることを口に出していた。