絵里に避けられても仕方ないよね。



私は覚悟を決めて、絵里の待つ体育館裏に向かった。





体育館裏に着くと、すでに絵里は待っていた。


私に背を向けている。




「絵里!!」


私は声をかけると、絵里の肩がビクッと揺れた。




少し肩が震えてる。





もしかして・・・・泣いてる?





「絵里、本当にごめん!私・・・私・・・」

私は必死に謝る。



そしてずっと黙っていた絵里が、振り返って言った。