まさか絵里・・・・・。



真実に言われたことを真に受けて!?




―――明日、中止にしよう。


そう言ったのかな?


泣いてたのもそのせい!?



「・・・だからって、絵里にそのこと言う必要ないじゃない!」



「まあ何を言われてもいいわ。勝手に言ってなさいよ。これからは、私の人生が始まるんだわ!」

真実が優越感に浸ったような顔で笑う。




「ところで・・・・。明日パーティの予定だったんだって?」



「え?」



「あの子嬉しそうに話してたから。でも真心の昔を知ったから、もうそれ所じゃないわね」



「う・・・・」