「え、いや「そうだよぉ。あ、あそこにイケメン発見!声かけてみよお〜」
アッコちゃん達は、どこかに行ってしまった。
「はあ……」
なんでこうなっちゃうんだろう。ひとりぼっちになってしまった私。いつもと同じパターンだ。
アッコちゃん達に、何かした記憶はない。何も悪いことなんてしていない。
なのに……。
視界がぼやける。涙なんて流すものか、と必死でくいしばる。
「姉ちゃん、ひとりかい?」
声を掛けてきたのは二人の男性だった。20代といったところか、いかにも柄の悪そうなピアスなどをしている。
「あ、えっと……」
「一緒に俺らと遊ぼーぜ?楽しませるからよぉ」
なんか、笑っているのに眼は笑っていなくて。怖くなって、目を瞑る。
「早く行こ__「すみません」