「元々先輩につきまとってるの私じゃないですか。
誰かの反感買ってるの分かっていてやっていたことなんで気にしないでください。
先輩は悪くないです。」

どうか、背負わないでください。

先輩が悪いわけではないのに
わたしがわるいのにっ!

私を責めてくれたっていいのに!

なんで俺が巻き込まれなきゃいけないんだよって

でも、先輩は絶対そんなこと言わない。

あんなに冷たいけど根は誰よりも優しいって知ってるから。

ごめんね先輩


「ごめん……消毒してやる。」

「え?いいですよそんな………自分が撒いた種ぐらい自分で処理しますから」

「良いから」

そうして強引に保健室に連れてこられてしまった。