そんなこんなで到着した。

なんか、今日めちゃめちゃ疲れた。
先輩とは会えないしもう厄日だよ………。

周りを見渡すと

あ、あ、あれ?

「な、成瀬先輩!?」

少し不機嫌に肘を付いている先輩!
これもこれで絵になります!


こっちをチラッと見たけど

「…………。」

お決まりの無視でした。


絶対目が合いましたよね!?
酷くないですか?


でも、今日一日の疲れが一気にふっとんだ。


「山崎くん!座ろ!」

「え、あ、うん。」

だいぶテンションの上がっている私に引いているだろう
山崎くんは口を開けたまま立っているけど、
それよりも私は成瀬先輩なわけで、そんなの無視して急いで座った。