マリんちの下には
でつかいワゴン車が二台と
乗用車的な車が一台
止まっていて
車の前にマリとか
マリの彼氏がいた。




「ごめーん!
ちょっと早めに
出たつもりやねんけど・・
遅かった?」



『全然ええよ!
相変わらず薫ちゃんは
可愛いなっ!』

ポンポンと頭を叩かれる。

この背の高く男前で
しかも優しい男。
マリの彼氏。


『優輝は薫んこと
お気に入りやからなっ(笑)』

『お前と違って
背ちっちゃくて色白で
声も可愛いからな。
ほんまお前と正反対(笑)』

『誰がでかくて黒くて
ハスキーボイスやねん(笑)』


『まあ俺はでかい女が
好きやねんけどな♪』


『よおゆうた(笑)』





ああこの2人
相変わらずほんとラブラブ。

羨ましくてなんか
こっちまでニヤけてくる♪



『何ニヤついてんの(笑)
はよ行くで〜!』



うわっ!見られてた?
恥ずかしっ!!


「ニヤついてないし!!
って、あたし
どこ乗ったらいいー?」