その音を出したのは祐也君だった

「おいお前らなに人の弟をケガさせようとした」
といつもの感じからは想像できない姿だった

「人の声も聞こえない、敵味方の区別もつかない程熱中していたんですね
なんでケンカがおきたか知らないけど教室内で激しいケンカするなもししたいなら俺が相手になってやる」
と祐也君が言うと祐也君に殴られた不良が祐也君をめがけて拳を出したがその拳よりも速く祐也君が顔を殴り腹パンしたその不良は口から泡を吹いていた

「おっせーほらどんどん来なよ」
と祐也君が挑発すると上等だと祐也君をめがけて拳を出したりしたが祐也君はそれを全部かわして急所をめがけて攻撃していたもう祐也君の独擅場だった

「あの人祐也君?」
と風太君に聞くと風太君は

「祐也やケンカがオレ達よりも強いんだ
小6のとき祐也と本気ケンカしたときオレ達を病院送りしたんだ」
と言った
僕はなんで長男を祐也君につとまるか分かる気がした
祐也君に挑んだ不良達はみんな泡を吹いていた

「ケガなかった?風太、智成」
といつもに戻った祐也君が2人に言った
2人は頷いた

「じゃあ先生に言ってくるね〜」
と言って教室を出て行った
僕は絶対祐也君にケンカだけは売られたくないと思った

〜fin〜