僕は祐也君と仲良しだ
祐也君はホワホワしてて一緒に話しをするとこちらまでホワホワした気持ちになる
祐也君の弟、風太君と智成君は怖い雰囲気を出しているが一般生徒には手は出さない
朝のHRが始まるまで祐也君と話していたら風太君と智成君が教室に入ってきた

「祐也、筆記具と数Iの教科書貸して」
と祐也君に言ったのは風太君

「祐也、体操服貸して」
と祐也君に言ったのは智成君
この光景は毎朝のことだ

「忘れ物するなと毎朝言っているだろう」
と言いながらも2人が貸してと言ったものを貸している

「風太、3限までには返して」
と祐也君は風太君に言った

「了解、あんがと」
「助かったあざーす」
と風太君と智成君は祐也君に言った
そして僕との話を再開した


昼休み
きちんと4限まで受けたので腹の虫が鳴いている
祐也君と話しながら弁当を食べていると

「祐也、助けて」
と言う智成君の声がした
教室の扉をみると青い顔をした風太君と智成君がいた
祐也君は立ち上がり

「なにがあったの?」
と2人に質問したら
風太君が

「クラスでケンカがおきた」
と言った
確かに殴っている音が聞こえる
その音を聞いて何人かの生徒は怯えた表情だ
ケンカに強い2人でも止められないだからすざまじいケンカなんだろう
先生呼ぼうかどうか迷っていたら祐也君が

「よしっお兄ちゃんが止めるから大丈夫だ」
と言ってクラスメイト全員がびっくりした
僕は祐也君に

「大丈夫なの?」
と聞くと

「うん、長男だから」
と言って2人を連れてクラスを出て行った
僕と何人かのクラスメイトは気になってついて行った