「俺、射的得意でさ。
どう?賭けてみない?」



「賭けるって...私、射的とか苦手だもん」



「まあまあ。賭けるものは...」



ゆっくり振り向いた陸は少し真面目な顔で



「俺が勝ったら付き合う、とか?」