『はぁ、人生終わった。』


『おまえ、それ大げさ。』


皆さんお察しのとうり私たち最終的に


遅刻してしまいました。


『なんでお前、そんなに遅いんだよ。


俺絶対遅刻じゃなかったよ。』


『し、知ってるし!


てか、だったら先行きゃよかったじゃん!


私待たなくても、』


でも、それが良太なりの気遣いだったりし…


『まあな。お前が運動できないなりの努力?


そこは見ものだったわ!』


は、


『はぁ?!


なにそれ?!


てか、あんたその単語知ってんのね!


不良だから知らないのかとおもった。』


これは私の勝ちだわ!


『いや、お前真面目きどって


前回のテストの合計1点負けたじゃん?


俺に。』


そこをついてくるか!


その通り。良太は不良ではあるが


勉強ができるヤツでして…、


『でも、言っとくけど、


私が教えたんですけど?!勉強?!』


そうなんです。いわゆる飲み込みが


早いってことですかね。