『魔法界って.....
世界中の人が魔法を使う世界ですか?』

「そうだよ♪
僕が蒼空君に神の力をあげるよ。
だから、神になって!お願い!!」

そんなに頭下げられたら断れないじゃないか。

『はぁ、分かりました。』

「ホント!?
蒼空君、ありがとう!」

『いえ。
でも、ウミさんが神様の力を俺に渡したら、神様の力が使えなくなるんじゃないですか?』

「そうだけど、もう僕は神様に飽きたから、これからは天国で楽に過ごすよ♪」

『そうですか。』

「それじゃあ、神の力を渡すね♪」

ウミさんはそういって俺の方に手をかざして呪文を唱え始めた。

「我の魔力をそなたに託す
この神の力を善に使い、たくさんの人々を光に導かん」

呪文を唱え終わると、俺の頭の中にたくさんの呪文や魔法界の情報、知識が入ってきた。

「これで君は全知全能だよ♪
じゃあ、楽しんできてねっ!」