美羽「ちょっと待って!
ご両親が亡くなったのに悲しくないの?」

『あぁ、親だとも思ってなかったからな。
俺はずっと放置されていて、愛情をもらったことが無かったから。だから、俺は人を信じることが出来なくなってしまった。』

これを聞いた4人と俺らの話を聞いていた新入生が驚いたり表情で

「「「「「「そうだったんだ(のか)。」」」」」」

と言った。

『フッ ハモってるし。』

俺は笑いながら言った。
久しぶりに笑ったな。

「「「「「「////////」」」」」」

なぜか、女子も男子もみんな真っ赤になった。

蓮と莉沙と海斗と美羽も真っ赤になった。

『どうしたんだ?みんな顔が赤いけど、暑いのか?』

海斗「蒼空がイケメン過ぎるからだよ!!!」

『は?俺がイケメン?
眼科に行った方がいいんじゃねぇの?
それともお世辞か?』

俺がイケメンとか目が悪いんじゃねぇの?

海斗「お世辞じゃねぇよ!!!」

『じゃあ、眼科に行ったら?』

莉沙「え、まさか蒼空って....」

「「「「「「天然?」」」」」」

『天然じゃねぇし。』

蓮たち以外の新入生たちにも言われてしまった。

というより、俺は天然じゃねぇ。

蓮「いや、そういうところが天然なんだよ。」

『???』

ま、いいや。
違うって言っても聞かねぇだろうし。

『もう、行っていいか?』

蓮「ダメだ。」

『え、』

海斗「俺たち新入生全員と友達になろうぜ!!」

いきなりのことでびっくりした。

『は?』

海斗「はい!もう、友達けってぇ~い!!」

勝手に友達にされた。けれど、嫌では無かった。なぜか、ここにいる人のことを信じてもいい気がした。

けれど、やっぱり心のどこかでは

『でも、今はここにいる人のことを完全に信じることが出来ない。』

「「「「「「それなら、信じられるようにするよ!(ぜ!)」」」」」」

俺は、この言葉にどれだけ救われたか分からない。

だから、素直に

『ありがとう。 ニコッ』

と言ったら、またみんなが赤くなった。

美羽「蒼空君、私たちと一緒に実技試験の結果を見に行こう!//////」

『あぁ。』

俺は、微笑みながらうなずいた。

「「「「「「///////」」」」」」