ここから先のことは、全く覚えていませんでした…。

気づけば…あたしは、自分のベッドの上でドライヤーをかけていました…。

次の日………

半放心状態のあたしは、花壇に水やりをせず、教室に行き…ぼーっとしていたのでした…。

それに気づいた撫子ちゃん、お昼まではそっとしておいてくれたようで…お昼になってから、「純麗、お昼食べに行こ!」という言葉を聞いて、(もうお昼!?)ってパニクりました。

撫子「大丈夫…?なんかあったらいいなよ?親友なんだから。」

地味子から、モテ子になった撫子ちゃんは性格もいいのです…。

あたし「実は…ね、太陽君と付き合い始めたの…」

撫子「やっとか、頑張ったね…太陽君。」

あたし「え?もしかして…気づいてたの?」

撫子「当たり前じゃない…。さ、行こ!彼氏のところへ」

あたしはうなずいた。

カップルって悪くないかもっ!

あたしはそう思った。


       END