あたしの名前は、春野純麗。

あたしの大親友の撫子は、三冠王の滝沢玲音くんと付き合ってます。。。

あたしにも彼氏がほしいなー。。。

でも、いらないかも。。。

とか思いながら、あたしはいつもの通学路を歩いて行く。。。

学校につくとまっさきに、学校裏の花壇に行く。

あたし「今日も綺麗に咲いてんじゃん!さぁてと、お水あげなきゃ。。。」

と、小さな声でつぶやいて温室の中にあるジョウロを持った。

一つ一つ、丁寧に水をあげていく。

あ!今日はもう終わりにしなきゃ!

いつもは10分で終わらせてる作業を、15分もしてしまっていた。

ついたのは、ホームルームの5分前。

あたし「ふぅー。ま、間に合った!」

撫子「毎日熱心だね。」

あたし「そりゃ、お花見てると癒やされるもん。。。」

撫子「ほんとにお花好きだね。」

あたし「うん!」
 
撫子「私より可愛いんだから、彼氏くらい作りなよ?」

あたし「あたし可愛くないよ?もてないし。撫子ちゃんのほうがモテんじゃん!それに、好きな人いないもん!」

撫子「そっか!今まで好きな人いたことある?」

あたし「んーと、ない!」

撫子「断言しないでよ。。。太陽くんとかは?いつもいっしょにいんじゃん。」

な、なんでここで太陽くんが出てくんの?

でも、なんか嬉しい。。。

あたし「太陽くんは、お友達だよ?普通に。」

チクッ。

なんか、心が痛い。

ドキドキしてきた。。。

なんなの?この感覚。。。