「よし!つぎはアクセ行くぞ!」

と、滝沢くんは言葉を発す。

「そこまでしてくれなくていいよ。。」

「アクセくらいいいだろ?」

いやいや、アクセくらいじゃないでしょ!

服も靴も買ってもらったし。。。

これ以上、何言っても聞かなそう。。。

「……じゃ、アクセまで……ね。」

「よし!俺、いいとこ知ってんだ!」

といって連れて来られたのは、ガーリー系の店。

ほんとにこんな店知ってんだ。。

ん?!あ!まて!ここは私の行きつけの店だ!

まずい!このままじゃ、『おじょうさまじゃないですかー?』って言われるのが目に見えてるよ!

「ね、ねえ。私、気になってるアクセの店あるんだけど、そこじゃダメ??」とうるうるオーラを出した。

私って相当ぶりっ子じゃん!

地味なのにこんなことしたらひかれるし、絶対!

「おぉー、いいぜ!どこだ!?」

てか、めっちゃ乗り気だよね??

私は、キュート系の店を指定した。

「よし!あそこだな。しっかり捕まってろよ?」というと、全力で人混みをかき分けた。

そして、可愛いお店に入る。

意外にカップルが多かった。