かわいい服に目を取られ、キラキラオーラを発する場所に来たのはとても久しぶりだったこともあり、とてもはしゃいでしまった。

「そんなにたのしーか?」と滝沢君は、私に聞いた。

私は、『ハッ!』と現実に戻った。

「撫子ってほんとおもしれー。」

ほんとに爆笑されちゃいましたよ。

それから、1分間爆笑しっぱなしの滝沢くんを放っておいて、私は、あたりを見渡した。

「ふぅ。疲れた。こんなに笑ったの久しぶりだぜ。」

「それはそれは。よーございましたね。」

と呆れながら言った私。

「まあまあ、そう怒んなって。俺が全身コーデしてやるから。」

は?何言ってんのよ。