ほんとに目移りしちゃうや。

この服も可愛いし、あの服も可愛い!

でも、私には合わないかな。。

服に着られちゃうや。

と思いながら戸惑っていると

「おい。これ……どうだ?」

持ってきたのは、上が紺、下がピンクのワンピース。

それもなかなかセンスいいし。。。

「に、似合わないよ。私、地味だし。」

「だからだろ。早く試着しやがれ!」

「は、はいっー!」

とまぁ、威圧がすごくて押されてしまいました。

はぁ、情けない。

私は、思い足取りで試着室へGo。

ダサい服から、可愛らしい服に変わって気分が落ち着かない。

「おい。まだか?」

とカーテンの向こうから玲音くんの声が聞こえた。

私は、カーテンを開けた。

多分、恥ずかしくて顔は赤いままなのだろう。

「似合うし。マジに合うし。」

そりゃ、自分で言うのもなんですが。

モテましたから。

まぁ、他にいい人がいなかったか、女子にでも飢えていたんでしょうけど。

「…あ、ありがと/////。センスいいね。玲音くん。」

「べ、別に//。」

あ、ちょっと照れてる。

バレバレ。