「おはよ、涼!!」


「あ、おはよう。」


朝、学校につくと奈々に声を掛けられ、いつも通りあいさつをする。


「おはようございます。」


その声を聞き目を横にずらすと、いつも通りの広瀬――


――がいるはずだった…


のに……