「東山和明、桜庭潤子。七瀬柚子、鳳夏海。至急5階生徒会B室まで来なさい」

えっ、生徒会ってどういうこと?

私はクラスメイトの夏海と顔を見合わせる。夏海にも覚えがないようだ。

「二人とも何したのよ‼」

「なにもしてないと思うけど・・・」

しかも東山君と桜庭さんのA 、B クラスの金持ち組の人達と呼ばれるなんて普通じゃあり得ない。

「とりあえず早く行こうぜ。遅れるとヤバいかもしれない。」

ともかく私達は廊下を全力疾走して急いだ。
クソー!A 、B クラスはエレベーター使えるからいいよな~

「失礼します。」

「おおー来たか。とりあえずこっちに来なさい。」