あの日から私は櫻井と会うことが多くなっていた。 用事がなければ毎日と言っていいほどあの公園に行った。 初めは、櫻井がいるかもしれないと覗いただけだったけど 「春川…?何またなんかあった?」 櫻井の聞いているようで聞いていない。 そんなところが今の私にとって楽だった。