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何日か経ってから俺は美沙子にメッセージを送った。

[放課後、会いたい。]

会いたい、なんて少し小っ恥ずかしかったが他に何て送れば良いか分からずそう送った。

しかし、美沙子からの返事は1日経っても返ってはこなかった。

返事は返ってきていないが俺は続けてメッセージを送った。

[話したい事がある。]そう送った。

美沙子に全部話そう。

そうじゃないと誤解は解けない。

美沙子に…会いたいな…



ーその日の放課後。

勿論、美沙子からの返事は来ていない。

もう無理だ、そう思い美沙子の教室に向かえばそこにはもう彼女の姿は無かった。

教室に残っていた奴らは俺の事を見て、ヒソヒソと何か話している。

俺はそこに居ても立っても居られず、その場からそそくさと離れた。

…帰ろう。

そう思い下駄箱で靴を履き替え、校門をくぐり抜け帰っている途中、俺の携帯が鳴る。

美沙子かと思い急いで画面を見てみれば表示されていた名前は、間宮 雨弥。

あの勉強会の時に交換した事はしたが、まさかかかってくる事があるなんて、何の用だ…

そう思い電話に出ると焦った声が俺の耳に入ってくる。







「もしもし!須藤君ですか⁉︎」

「そう…だけど。」

「助けて!」

「?」

「美沙子ちゃんが!」







俺はその場から勢いよく走り出す。