葵は立ち上がって移動教室に向かおうとした…

その時私の肩に手がかかった…

くるんと引き寄せられて、唇に何かがあたった…。


目を開けると私の目の前には、神崎くんだった。

『おっはよ~』

同時につばさが教室に入ってきた…


『これが理由だけど何かある???』


四組の窓や廊下には女の子がいつも神崎くん目当て
で集まっている…

『えっ…葵??神崎と今キスした?』

『うん…』

『あれが理由って、葵神崎に狙われてるって事じゃない?』

えっーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!


はい!!佐々木 葵私は今学校一人気者の神崎 春陽にキス
されました…


そう…その日から始まった…