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そしていつの間にか決まっていたプールの日
待ち合わせは10時に駅前
だけど私は何故か9時にうちに来た真結に
服装チェックを入れられている
「うん!いいんじゃない?
この前買いに行った水着もよく似合ってたし」
うんうん。と大きく首を縦に振る真結
それにしても…
「どうして私はこんな格好をしているの⁈」
「え〜?だって亜樹は望月くんの彼女でしょ、一応?
だったら可愛い格好していかなきゃ!」
なんでそうなる
別によくない?
ただプールに入りに行くだけだよ?
ほとんど私服なんて着てないじゃん
しかもこれ…
「なんで私のお気に入りの服知ってんの?」
そう、私が一番好きなコーデ
白のマキシ丈スカートに黒のノースリーブTシャツ
「なんでと言われても…亜樹の親友ですから」
ドヤァと腰に手を当てて
ドヤ顔をする真結
そんなことされたら
「全く説得力ないよ?」
ってなる