「さぁ〜て…
何をして遊ぼうかな?」
「まずは一発ヤっちまおーぜ」
「そうだな」
男の手が私の胸元に伸びる
いっ…
嫌!
望月慧!
お願い…助けて
「おら!てめぇら、誰の女に手出してんだよ!」
あと少しで胸に触ろうとしたとこで
望月慧の声が聞こえた
バーン!
と教室のドアを開けて
肩で息をするくらいに息が上がっている
「慧…くん…」
「待ってろ、すぐに終わらせてやっから。目瞑ってろ」
ニッコリ笑った望月慧
言われた通りに目を瞑る
ドカッ
ドスッ
鈍い音が耳を通る
「目開けていいぞ」
そう言われて、恐る恐る目を開ける